でも、面白かった。思い込みの強い科学者企画集団がいろんなプロジェクトをはじめ、やっている人たちは大まじめなんだけれど、いずれもカネばっかり使うだけで社会をめちゃくちゃにして、おまけに本人達は失敗に一向に気がついていないというくだりも、抱腹絶倒。
感心したこと。支配階級(宮廷、貴族、司法、軍人などなど)にとってこれだけきつい風刺作品を平気で出版させた18世紀のイギリス社会というのは、偉かったと思う。日本の江戸時代ですよ。
余丁町散人(橋本尚幸)の隠居小屋 - blog の新しい本館です。よろしくお願い申しあげます。
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世界中の万事は、俗眼を以て観れば、紛々各々異なるも、道眼を以て観れば、種々是れ常なり。何ぞ分別を煩わさん、何ぞ取捨を用いん。そうなのだ。弱者を装ったイナカ利権集団のごり押しエゴイズムも、グローバルなウォール街の貪欲さも、すべてこれ人間の本性。いちいち目くじらを立てていてもしょうがない(とやっとわかった)。
池田信夫 blog : 消費税と百姓一揆 - ライブドアブログ: 一向宗が挫折した日本では、武装解除された百姓が武士に秩序維持をゆだね、主従関係が固定された。ここでは年貢は、反対給付のない負担であり、少ないに越したことはない。このため定期的に百姓一揆が起こるが、それは一向一揆のような権力闘争ではなく、年貢をまけてもらうための「春闘」のような儀式として合法化された。
原発と地域振興 : "1983年1月26日石川県羽咋郡志賀町で開かれた「原発講演会」(地元の広域商工会主催)での高木孝一敦賀市長の講演内容を以下に示します。“これが自治体の長の言葉?!”と驚くと同時に、原発による地域振興なるものの実態がよく理解できるはずです。原発が札束をばらまきながらやってくる、そして人を、町を、ボロボロにしてしまうことが、立地自治体の本音とともに問わず語りに吐露されています。"
全文引用:
只今ご紹介頂きました敦賀市長、高木でございます。えー、今日は皆さん方、広域商工会主催によります、原子力といわゆる関係地域の問題等についての勉強会をおやりになろうということで、非常に意義あることではなかろうか、というふうに存じております。…ご連絡を頂きまして、正しく原子力発電所というものを理解していただくということについては、とにもかくにも私は快くひとつ、馳せ参じさせて頂くことにいたしましょう、ということで、引き受けた訳でございます。
……一昨年もちょうど4月でございましたが敦賀1号炉からコバルト60がその前の排出口のところのホンダワラに付着したというふうなことで、世界中が大騒ぎをいたした訳でございます。私は、その4月18日にそうしたことが報道されましてから、20日の日にフランスへ行った。いかにも、そんなことは新聞報道、マスコミは騒ぐけれど、コバルト60がホンダワラに付いたといって、私は何か(なぜ騒ぐのか)、さっぱりもうわからない。そのホンダワラを1年食ったって、規制量の量(放射線被曝のこと)にはならない。そういうふうなことでございまして、4月20日にフランスへ参りました。事故が起きたのを聞きながら、その確認しながらフランスへ行ったわけです。ところがフランスまで送られてくる新聞には毎日、毎朝、今にも世の中ひっくり返りそうな勢いでこの一件が報じられる。止むなく帰国すると、“悪るびれた様子もなく、敦賀市長帰る”こういうふうに明くる日の新聞でございまして、実はビックリ。ところが 敦賀の人は何食わぬ顔をしておる。ここで何が起こったのかなという顔をしておりますけれど、まあ、しかしながら、魚はやっぱり依然として売れない。あるいは北海道で採れた昆布までが…。
敦賀は日本全国の食用の昆布の7~8割を作っておるんです。が、その昆布までですね、敦賀にある昆布なら、いうようなことで全く売れなくなってしまった。ちょうど4月でございますので、ワカメの最中であったのですが、ワカメも全く売れなかった。まあ、困ったことだ、嬉しいことだちゅう…。そこで私は、まあ魚屋さんでも、あるいは民宿でも100円損したと思うものは150円貰いなさいというのが、いわゆる私の趣旨であったんです。100円損して200円貰うことはならんぞ、と。本当にワカメが売れなくて、100円損したんなら、精神的慰謝料50円を含んで150円貰いなさい、正々堂々と貰いなさいと言ったんでが、そうしたら出てくるわ出てくるわ、100円損して500円欲しいという連中がどんどん出てきたわけです(会場爆笑、そして大拍手?!)。
100円損して500円貰おうなんてのは、これはもう認めるもんじゃない。原電の方は、少々多くても、もう面倒臭いから出して解決しますわ、と言いますけれど、それはダメだと。正直者がバカをみるという世の中を作ってはいけないので、100円損した者には150円出してやってほしいけど、もう面倒臭いから500円あげるというんでは、到底これは慎んでもらいたい。まあ、こういうことだ、ピシャリとおさまった。
いまだに一昨年の事故で大きな損をしたとか、事故が起きて困ったとかいう人は全く一人もおりません。まあ言うなれば、率直に言うなれば、一年一回ぐらいは、あんなことがあればいいがなあ、そういうふうなのが敦賀の町の現状なんです。笑い話のようですが、もうそんなんでホクホクなんですよ。
…(原発ができると電源三法交付金が貰えるが)その他に貰うお金はお互いに詮索せずにおこう。キミんとこはいくら貰ったんだ、ボクんとこはこれだけ貰ったよ、裏金ですね、裏金!まあ原子力発電所が来る、それなら三法のカネは、三法のカネとして貰うけれども、その他にやはり地域の振興に対しての裏金をよこせ、協力金をよこせ、というのが、それぞれの地域である訳でございます。それをどれだけ貰っているか、を言い出すと、これはもう、あそこはこれだけ貰った、ここはこれだけだ、ということでエキサイトする。そうなると原子力発電所にしろ、電力会社にしろ、対応しきれんだろうから、これはお互いにもう口外せず、自分は自分なりに、ひとつやっていこうじゃないか、というふうなことでございまして、例えば敦賀の場合、敦賀2号機のカネが7年間で42億入ってくる。三法のカネが7年間でそれだけ入ってくる。それに「もんじゅ」がございますと、出力は低いですが、その危険性……、うん、いやまあ、建設費はかかりますので、建設費と比較検討しますと入ってくるカネが60数億円になろうかと思っておるわけでございます…(会場感嘆の声と溜息がもれる)。
…で、実は敦賀に金ケ崎宮というお宮さんがございまして(建ってから)随分と年数が経ちまして、屋根がボトボトと落ちておった。この冬、雪が降ったら、これはもう社殿はもたんわい、と。今年ひとつやってやろうか、と。そう思いまして、まあたいしたカネじゃございませんが、6000万円でしたけれど、もうやっぱり原電、動燃へ、ポッポッと走って行った(会場ドッと笑い)。あっ、わかりました、ということで、すぐカネが出ましてね。それに調子づきまして、今度は北陸一の宮、これもひとつ6億で修復したいと、市長という立場ではなくて、高木孝一個人が奉賛会長になりまして、6億の修復をやろうと。今日はここまで(講演に)来ましたんで、新年会をひとつ、金沢でやって、明日はまた、富山の北電(北陸電力)へ行きましてね、火力発電所を作らせたる、1億円寄付してくれ(ドッと笑い)。これで皆さん、3億円既に出来た。こんなの作るの、わけないなあ、こういうふうに思っとる(再び笑い)。まあそんな訳で短大は建つわ、高校は出来るわ、50億円で運動公園は出来るわね。火葬場はボツボツ私も歳になってきたから、これも今、あのカネで計画しておる、といったようなことで、そりゃあもうまったくタナボタ式の街づくりが出来るんじゃなかろうか、と、そういうことで私は皆さんに(原発を)お薦めしたい。これは(私は)信念を持っとる、信念!
……えー、その代わりに100年経って片輪が生まれてくるやら、50後に生まれた子供が全部片輪になるやら、それはわかりませんよ。わかりませんけど、今の段階では(原発を)おやりになった方がよいのではなかろうか…。こいうふうに思っております。どうもありがとうございました。(会場、大拍手)
◇ ◇ ◇
今回のテーマについて、これ以上何の説明も要らないでしょう。ひとつだけ付け加えるなら、原発に限らずこうした事業を誘致した政治家が懐に入れるリベートは、投資金額の1~3%と言われています。原発1基3000億円とすれば、リベートは30~90億円と言うことです。
この講演が効を奏してか、会場となった志賀には北陸電力の志賀原発1号機が建設され、運転を開始しています。
★引用文献:内橋 克人著 「原発への警鐘」 講談社文庫
元原発関係技術者故平井憲夫さんの論文です。同氏は1996年長年の
被曝により物故されました。当然福島第一の人災に直接触れたものではありませんが、
この論文は原発の何たるかを淡々と伝えていると思われます。
ご参考まで。
増田 満
原発とはどういうものか知ってほしい(全)現場を離れた机上の議論が如何にきれい事であるのか、よくわかります。
荷風塾 No9: "世の常の鳩には似ず其の性偏屈にて群れに離れ孤立することを好むものと覚えし。何ぞ我が生涯に似たるの甚だしきや。"
More bellyaching from farmers | The Japan Times Online: "Once again, in the Nov. 10 Kyodo article 'Farmers fear economic fallout from Pacific FTA (free trade agreement),' we are treated to more bellyaching from inefficient Japanese farmers. I for one am tired of being held up by this selfish and ungrateful sector. We pay abnormally high prices for their produce and there is little evidence of its superior quality."都市貧民は、日本のヒャクショウのエゴイズムのおかげで、ますます貧しくなっている。誰があいつらヒャクショウの生活を支えていると思っているのだ! その気持ち、よ〜くわかる。
Twitter / @余丁町散人: 金子先生は、東アジア共同体だったら農業開放には賛成な ...: "TPPは、働きが悪い癖に人の稼ぎに寄生する連中のケツを如何に叩くかという、純粋に「国内問題」なのです。"
Twitter / @余丁町散人: 麻布にクルマで買い物に行ったら、ウヨクの宣伝カーがが ...: "麻布にクルマで買い物に行ったら、ウヨクの宣伝カーががなりたてている。あまりの騒音に、カミさんが「黙れ!」と大声を出した。途端に静まったけれど、周りの機動隊は見守るばかりでなんの規制もしない。警察はウヨクの「飼い主」なんなろうね。宣伝カーはイナカナンバーばかり。地元でやれよ。"