2010年1月16日土曜日

「(教官は)どこまで学生の就職活動に関与する必要があるのか。その道のプロにまかせた方がいい」(山口大学教授、城下賢吾)

1月14日の日経「十字路」コラム。考えさせられた。象牙の塔で研究に専念するべき大学の先生たちは、自己投資を怠り就職する気もない学生の就職指導に多大の時間を無駄にしているという。

そもそも、あなたたち大学教授の職場を確保するために、田中角栄が全国津々浦々に「駅弁大学」を大量に作り、大学教育に不適格な学生達を大量に受け入れたのが諸悪の根源ではないのか(遠藤周作はフランスの大学に留学し「ニッポンには大学が何百とある」と自慢したら、先方の教授から「フランスではそんなもんは大学とは言わない」と返され憤慨していたが、フランスの大学教授の方が正しい)。納税者に多大の犠牲を払わすことになった駅弁大学の大量建設のおかげで、イナカの地主や土建屋は大儲けしたが、都市ではポストがなかった万年助手先生達も同時に大助かりしたはず。あまり天に唾するような発言は差し控えた方が良いと思う。

6 件のコメント:

mori さんのコメント...

canadaの此処B,C州では先生は就職、進学の相談はしないみたいです。
(詳しい事を知らなくてすみません)学校に
コンサルタントが居まして相談は其処が受けます。(注、相談だけです)。

K.N さんのコメント...

>大学の先生が就職指導

そのような大学があるとは、初めて知りました。

少なくとも私の知る限りでは、どの大学も専門の事務局があって、就職指導・斡旋などはそちらで世話をしてくれます。

ただし、それほど懇切丁寧ではなく、主体はあくまで生徒本人であり、やってくれることと言えば、大学にきている求人情報の掲示が主です。

就職するにあたって大学教授にお世話になったのは、身内以外の保証人が必要だった時、所属ゼミの教授にお願いして、署名捺印していただいた時だけです。

フロレスタン さんのコメント...

今はどうだか知りませんが、私が大学生だった30年くらい前、工学部では教授が学生を「仕分け」して製造業の会社に送り込む、というのが普通にやられていたやり方でした。

大学進学率が30%台半ばで、90年代の大学院重点化の前のことでした。

今は進学率が50%になり、大学院の定員も増えました。そのおかげで職にありついている教官も少なくないはず。

学生にとっては教授ではなく、就職相談のプロにまかせた方が安心だと思いますが、ブログ記事のように、天に唾するのはやめたほうがいいとも思います。その場合、教授は具体的な企業の斡旋などではなく、どんな仕事についても使い物になるように学生に教育を施すべきです。

匿名 さんのコメント...

いつも農業関係の記事、拝見しております。

記事内容に疑問を持ちましたのでコメントします。
まず、俗に言う駅弁大学の大部分ができたのは田中角栄が政権を握るずっと前の1940年代後半~50年代です。
また多くの駅弁大学の学力水準も誰でも入れるというわけではありません。(橋本さんが求める学力水準はどれほどかは存じませんが)

余丁町散人 さんのコメント...

先生は大学事務局の仕事を言っているのかも知れないですね。昔は教授が面倒見たと思いますが、今は「合理化」されている。高坂正堯が前原の進路指導の時「お前は頭がそれほどよくないから大学教授は無理、役人になっても出世できないからやめとけ、政治家になれ」と言って松下政経塾を紹介した話は有名。

余丁町散人 さんのコメント...

田中角栄と駅弁大学の関係は江副さんが「不動産は値下がりする」に書いてます。